ブルックリン横丁(1945)

 

映画『ブルックリン横丁』の概要

 

原題 A TREE GROWS IN BROOKLYN
監督 エリア・カザン
原作
公開年 1945年
製作国 アメリカ
ジャンル ドラマ
上映時間 2時間 9分
ロケ地・舞台となった図書館 不明

映画のキャプチャ画像?2019 Metro-Goldwyn-Mayer Studios Inc. All Rights Reserved

 

 

 

 

映画『ブルックリン横丁』の図書館シーン

 

貧しい移民家庭の長女であるフランシーは、図書館にある本を独特な方法で順に選び、読んでいます。

 

ある日、本を返却したフランシーは目録カードを引き、イギリスの神学者ロバート・バートンの「憂愁の解剖」を借りようとしますが、カウンターにいる司書は「あなたが読むの?」と尋ね、「難しすぎない?」「なぜこの本を」とフランシーを質問攻めにします。

「著者名目録Aから順番に読んでいるんです。「A」は終わったから。」と答えるフランシーに、さらに「図書館の本を全部読むつもり?」とたずねます。
「イエス」と答えるフランシーに、司書は「でもこの本は…」と何かを言いかけますが、「決めたんです。あらゆる事を知りたいから」というフランシーの意志の強さを悟ると、何も言わず手続きをします。
そして、「もう一冊お持ちなさい。この『花の騎士道』も読んでみて。おもしろいわよ。」とおすすめの本を一冊貸してくれます。司書は「土曜日なのに『憂鬱の解剖』を読んで悩むあなたを想像したくないから。」と送り出します。

 

▼ 映画『ブルックリン横丁』にみる図書館のケーススタディ

ケーススタディ048:子どもに対するサービスの明暗
図書館の教育的役割
 

映画『ブルックリン横丁』 あらすじ・解説・レビューのアーカイブ

 

 

映画『ブルックリン横丁』における図書館場面の文献リスト

東史 「図書館は子どものオアシス?〈映画の図書館・図書館の映画5〉」図書館雑誌 96(1) 40-41.

 

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>>図書館映画総目録

 

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