映画『パーティーガール』基本情報
原題 | パーティーガール(Party Girl) |
監督 | デイジー・フォン・シャーラー・メイヤー |
原作 | ー |
公開年 | 1995年 |
製作国 | アメリカ |
ジャンル | コメディ |
上映時間 | 1時間 50分 |
ロケ地・舞台となった図書館 | 不明 |
映画のキャプチャ画像?2019 Metro-Goldwyn-Mayer Studios Inc. All Rights Reserved
映画『パーティーガール』のあらすじとみどころ
ニューヨーク、マンハッタンのダウンタウンに暮らす主人公のメアリー(パーカー・ポージー)は、働くのが嫌いで、毎日おしゃれしてはクラブ・パーティに顔を出すのが趣味の24歳。
ある日、自分のアパートでレンタル・パーティーをしていたところ、警察に逮捕されてしまいます。
名付け親で母親代わりでもあるジュディ(サーシャ・フォン・シャーラー)の救済によって釈放され、ジュディの勤める図書館で彼女を雇ってくれることになります。
しかし、相変わらず労働を嫌い、仕事中は上の空でパーティー生活に明け暮れるメアリーは、ある日、中近東料理の屋台で働いているムスタファ(オマール・タウンゼンド)と出会い、彼と付き合い始めます。
同じころ、ジュディから生活ぶりについて注意されたメアリーは自己嫌悪に陥り、反省し、デューイ十進分類法を習得しようと奮闘し、ムスタファとの約束を忘れます。メアリーが約束をすっぽかしたことに腹を立てていたムスタファでしたが、最高の図書館員になろうと頑張っている彼女の姿に感動を覚え、その夜、二人は図書館でロマンチックな夜を過ごします。しかし、その時の不始末が原因で結局メアリーはクビになってしまいます。
明るく楽しくキュートに生きたいという思いが強く大人になりきれないヒロインが、最高の図書館員になることを決意し、自分の人生を改めて見つめ直すためいろいろな誘惑や障害を乗り越えようと頑張る姿を諷刺を込めたユーモアとポップなビジュアルで描いた青春映画です。
司書ジュディを演じるブロードウェイなどの舞台で活躍する女優サーシャ・フォン・シャーラーの監督の実母です。
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映画『パーティーガール』図書館シーン
ニューヨークに住むパーティーガールのメアリー(パーカー・ポージー)を気にかける名付け親のジュディが司書で、メアリーは彼女の救済によって、自身も図書館で働くことになります。
そのため、映画全体を通してたびたび図書館が登場しますが、この映画では、他の映画ではほとんど言及されない司書の専門性やキャリア、教育について語られます。
>>ケーススタディ044:司書は修士号を持った専門家です!?
労働を嫌うメアリーですが、ある夜、図書館でデューイ十進法を学んだ後、「私は司書になりたい!」と職業選択の意思をみせます。
そしてメアリーは、同僚の図書館員から図書館情報学の学部に進学するためのアドバイスを受けるシーンがあります。
この場面は、当時のアメリカの大学の図書館情報学のリアルです。
>>ケーススタディ045:最も簡単に図書館情報学の学位を取得する方法
映画『パーティーガール』 あらすじ・解説・レビューのアーカイブ
図書館映画に興味のある方はこちら 「図書館映画全リスト」
▼1996年までの作品は、下記の著作物に一覧があります。
飯島朋子 1999.「映画のなかの図書館(Library Cinema)」日本図書刊行会.
▼1996年以降の作品は、下記のデータベースで一覧が提供されています。
図書館映画データベース(Libcinema Database)
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