ケーススタディ035:閲覧禁止コーナーに入る方法

 

図書館は、誰もが知識や教養を得られる場所、

誰もが平等に情報を共有できる場所です。

 

そんな図書館に閲覧禁止の本があるというのはおかしな話ですね。

 

 

博物館的な機能をしている図書館(例:ザンクト・ガレン修道院図書館など)であれば、機能よりも媒体としての本を保管する役割が強いので閲覧ができないという可能性はあります。

 

また、大学などの学術図書館では、貴重書庫のようなところに保管されていて閲覧制限がある(自由に閲覧ができない)図書というものは多く存在します。

 

 

全寮制の魔法魔術学校〈ホグワーツ魔法魔術学校〉にも、どうやら閲覧禁止コーナーがあるようです。

 

 

生徒に見られては困る情報が書かれているのでしょうか。

 

必要な情報が、閲覧禁止コーナーにある本に書かれている場合、どうすればいい?

魔法を使って忍び込むしかありませんよね。

 

 

 

閲覧禁止コーナーに入る方法

 

ハリーがホグワーツに入学して最初のクリスマス休暇、帰省せず学校に残るハリーとロンはチェスで遊んでいます。

 

そこへ、ハーマイオニー(エマ・ワトソン)がやってきます。

 

 

あなたは荷造りしないの?と聞かれたロンが、両親はルーマニアに行ったし、兄のチャーリーは研究で忙しいからプラン変更したと答えると、優等生のハーマイオニーは、「ちょうどいい、ニコラス・フラメルのことを図書館で調べてね。」と指示します。

 

「もう100回も調べたよ」というロンに、「閲覧禁止の棚はまだでしょ。」と言います。

 

 

クリスマス当日、ハリーの元に身元不明の小包が届き「上手に使いなさい」というメッセージとともに、羽織ると体が透明になる「透明マント」が送られてきます。

 

 

さっそくその夜、ハリーはマントを羽織って図書館に侵入します。

 

透明人間になって閲覧禁止コーナーに入り込む

 

ハリー:(字幕翻訳)不死身の火食い魔術師…

不滅の15世紀の悪鬼…」

 

「フラメル…
ニコラス・フラメル…」(キーワードをつぶやきながら本を探している。)

 

1冊の本を書架から取り出し開くと、本が動きだし、何かを叫びながら顔が飛び出しそうになる。

 

アーガス「誰だ」

「誰かいるな?」

「隠れても無駄だ」

 

ハリーはマントを被り、身を隠す。

 

管理人のアーガス・フィルチが図書館に姿を現す。

 

アーガス「誰だ! 出てこい!」

 

ハリーは、マントを被ったまま図書館をでる。

 

 

 

 

透明マントをかぶって閲覧禁止コーナーに入り込み「ニコラス・フラメル」についての情報を得るというハーマイオニーからのミッションは失敗。

 

視覚的に透明になっても、図書館の中はやはり”音”のほうが目立ちますね。

 

 

そしてその後、ハーマイオニーが意外な場所から的確な情報を見つけ出してきます!

 

>>ケーススタディ036:開架にある本は軽い読み物?

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