映画『旅立ちの時』の概要
原題 | Running On Empty |
監督 | シドニー・ルメット |
原作 | |
公開年 | 1988年 |
製作国 | アメリカ合衆国 |
ジャンル | ドラマ/クライム |
上映時間 | 1時間 56分 |
トップ画像©Warner Bros. Entertainment Inc.
60年代の反戦運動でテロリストとしてFBIに指名手配された両親と、名前を変えながら各地を転々と逃亡生活を送る少年ダニー(リヴァー・フェニックス)。
しかし、引越しだらけの人生だったダニーに青春といえる時が来ます。
ニュージャージーの高校で、音楽教師のフィリップス先生にピアノの才能を認められ音楽大学の入学を勧められると、さらに、フィリップス先生の娘のローナ(マーサ・プリンプトン)と恋に落ちます。
ダニーは、両親と弟を愛し生まれ持った環境を受け入れながらも、音楽への情熱と将来への希望、初恋の相手ローナに心惹かれ、やがて親の手を離れ自立したいと願うようになります。
そして、また引越しの日がやってくるのです。
主人公のダニーを演じるのは、映画『スタンド・バイ・ミー』のクリス役で人気を博したリヴァー・フェニックス。
リヴァー・フェニックスとローナ役のマーサ・プリンプトンのカップルが高校生とは思えないほどのオーラでとっても素敵です。
映画『旅立ちの時』図書館シーン
図書館がでてくるシーンはわずかですが、主人公・ダニーの父・アーサーは、かなり図書館を使いこなしている印象です。
図書館シーン1:図書館で調査
物語冒頭、仕事が終わって同僚(?)と話しながら建物からでてきたアーサーは、放射線物質の廃棄について話しています。
男性に「でも君は驚くほど資料を暗記しているよ。どこで勉強している?」と聞かれると、「図書館にある政府資料だ。」と答えます。
図書館シーン2:マイクロの利用(12:30〜)
ニュージャージーの小さな町に引っ越して早々、アーサーは古くて小さい地方の公共図書館を訪れます。
図書館員にすすめられてマイクロフィルムを使うのですが、これもかなり古いものです。
>>ケーススタディ021:地方紙のマイクロフィルムで死亡者の名前を拝借
図書館シーン3:図書館の拾得物を貰う(27:00〜)
家族で夕食の準備中、アーサーはポケットからマフラーを取り出しアニーの肩にかけます。
「これをどこで?」と聞くアニーに、アーサーは「図書館の落し物をもらった」と答えます。
もう片方のポケットからは手袋を取り出し、ダニーにあげます。
ロケ地・舞台として登場する図書館 | |
登場する図書館の館種 | 公共図書館 |
描かれる図書館のサービス | 閲覧、調査 |
描かれる図書館のコレクション・資料 | 新聞のアーカイブ(マイクロ資料) |
描かれる図書館の機能 | 特定の主題について調査 |
描かれる図書館の問題 | |
司書・図書館員の登場 | あり |
映画『旅立ちの時』 あらすじ・解説・レビューのアーカイブ
映画『旅立ちの時』図書館場面の参考文献リスト
シドニー・ルメット『旅立ちの時』(ワーナー・ブラザース),1988.
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