映画『愛を読む人』基本情報
原題 | The Reader |
監督 | スティーヴン・ダルドリー |
原作 | ベルンハルト・シュリンク『朗読者』(ドイツ小説) |
公開年 | 2008年 |
製作国 | アメリカ、ドイツ |
ジャンル | ドラマ |
上映時間 | 2時間 4分 |
映画のキャプチャ画像©2008 TWCGF Film Services II, LLC. All rights reserved.
映画『愛を読む人』図書館シーン
1958年、西ドイツのノイシュタット。
15歳の少年マイケル(ダフィット・クロス)は、20ほども年上のハンナ(ケイト・ウィンスレット)と恋に落ちます。
ある日、マイケルが学校で学んでいるラテン語や戯曲に興味を示したハンナに、レッシングの『エミリア・ギャロティ』の本を貸そうとすると、「読んで」と言われます。
ハンナはマイケルの朗読を称賛し、食い入るように聞き入ります。
その日から朗読は二人の日課となり、ハンナはまるで、絵本を読んでもらう子どものように本の世界に入り込みます。
路面電車の車掌をしているハンナは、ある日、まじめな仕事ぶりが評価され事務職への昇進を打診されますが、なぜかその直後に姿を消します。
突然の別れから数年後、大学で法律を専攻するマイケルが、ゼミの授業でナチスの戦犯を裁く法廷を傍聴したとき被告席にハンナの姿をみつけます。
マイケルの知らなかったその後のハンナの人生が明らかになると、傍聴席にいたマイケルは、この時にやっとハンナが文盲であることを理解します。
さらに数年後、無期懲役となったハンナの刑務所に、マイケルは「オデユッセイア」を朗読し、テープに吹き込んで送ります。その後も次々に小包にして送ると、4年目にハンナから便りがありました。
ハンナは刑務所にある小さな図書館で朗読された本を借りだし、テープの声と文章を重ね合わせて文字をひとつひとつ記憶し、習得したのです。
ロケ地・舞台として登場する図書館 | |
登場する図書館の館種 | 特殊図書館(刑務所)ほか |
描かれる図書館のサービス | 貸出 |
描かれる図書館のコレクション・資料 | 本(小説) |
描かれる図書館の機能 | 本を利用して文字を習得する |
描かれる図書館の問題 | |
司書・図書館員の登場 | あり |
映画『愛を読む人』図書館場面の参考文献リスト
スティーヴン・ダルドリー 『愛を読む人』(TWCGF Film Services II),2008.
映画『愛を読む人』 あらすじ・解説・レビューのアーカイブ
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