きっと忘れない(1994)

映画『きっと忘れない』の概要

 

原題 With Honors
監督 アレック・ケシシアン
原作
公開年 1984年
製作国 アメリカ合衆国
ジャンル ドラマ
上映時間 1時間 1分

トップ画像 © Warner Bros. Entertainment Inc.

 

名門ハーバード大学4年生の奨学生・モンティ()は、優等賞で卒業することを目指し、卒論の完成に明け暮れます。

 

ある夜、卒論の仕上げをしようとしていると、パソコンのディスクが破損して消えてしまいます。

1部だけあるプリントアウトした卒論をコピーするため雪の中大学へ向かいますが、途中、石につまずいてそれを手放してしまい、歩道の通気口に落としてしまいます。

 

この通気口は図書館のボイラー室につながっており、モンティは同じ寮に住むコートニー()の協力を得て閉館後の図書館に入り込み、ボイラー室に向かいます。

 

ボイラー室に行くと、そこには地下で暮らすホームレスがいて、火を起こすためにモンティの論文を燃やそうとしていたのです。

モンティは論文を取り返そうとしますが、ホームレスのサイモンは交換条件を出してきまs。

 

これをきっかけに、エリート大学生とユニークなホームレスの奇妙な交流が生まれることになります。大ヒット映画『ホーム・アローン』で小柄な泥棒役を演じたショー・ペシが、ユーモアたっぷりなホームレスを演じています。

 

 

映画『きっと忘れない』図書館シーン

 

物語冒頭でモンティが図書館のボイラー室に論文を落とし、それを取りにいく場面では、ハーバード大学の主要図書館であるワイドナー記念図書館(Harry Elkins Widener Memorial Library)の外観が映ります。

 

 

 

その後、論文を書くために、モンティはサイモンを連れて大学図書館を訪れます。

明らかにこの大学の学生ではないサイモンを女性司書が出て行くよう促しますが、モンティは卒論の研究対象だと言ってそれを静止します。

 

 

ロケ地・舞台として登場する図書館 ハーバード大ワイドナー記念図書館(Harry Elkins Widener Memorial Library)
登場する図書館の館種 大学図書館
描かれる図書館のサービス 閲覧
描かれる図書館のコレクション・資料
描かれる図書館の機能
描かれる図書館の問題 ホームレスの居場所となる
司書・図書館員の登場 あり

 

映画『きっと忘れない』図書館場面の参考文献リスト

アレック・ケシシアン 『きっと忘れない』(ワーナー・ブラザース),1984.

 

映画『きっと忘れない』 あらすじ・解説・レビューのアーカイブ

 

 

図書館映画に興味のある方はこちら 「図書館映画全リスト」

 

>>記事一覧(総目次)
>>図書館映画総目録

 

▼1996年までの作品は、下記の著作物に一覧があります。

飯島朋子 1999.「映画のなかの図書館(Library Cinema)」日本図書刊行会.

▼1996年以降の作品は、下記のデータベースで一覧が提供されています。

図書館映画データベース(Libcinema Database)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

PAGE TOP