映画『ある愛の詩』の概要
原題 | Love Story |
監督 | アーサー・ヒラー |
原作 | エリック・シーガル「Love Story」 |
公開年 | 1970年 |
製作国 | アメリカ合衆国 |
ジャンル | ドラマ、恋愛 |
上映時間 | 1時間 39分 |
ロケ地・舞台となった図書館 | ラドクリフ女子大学図書館? |
映画『ある愛の詩』の解説・みどころ
先祖代々ハーバード大学出身という裕福な家柄であるオリバーは、ラドクリフ大学(ハーバード大学関連の女子大学)の苦学生ジェニーと恋に落ち、父親の反対を押し切り結婚します。
ふたりの経済的に厳しい生活はながらも幸せな日々を送りますが、ふたりが24歳になったある日、ジェニーの命が白血病で残り少ないことが判明します。
オリバーは、高額な医療費の援助を父親に求めますが、彼女の病状は好転せず亡くなってしまいます。
身分の違いを越えて恋に落ちる70年代を代表するラブストーリーの名作で、この映画のことを知らなくても、アカデミー賞を受賞したフランシス・レイの甘美なメロディと「愛とは決して後悔しないこと」(Love means never having to say you’re sorry)というセリフを聞いたことがある人は多いはず。
身分違いの恋、難病という悲恋要素を盛り込み、1971年に一大ブームを巻き起こした不朽の純愛映画です。
映画『ある愛の詩』図書館シーン
オリバーがジェニーとの思い出の場所から出会いを回想する場面の冒頭から図書館が登場します。
ジェニーが働いているラドクリフ女子大の図書館にオリバーがやってきて、カウンターで図書館を「使える(使う許可がある)」「使えない(許可がない)」の言い争いをします。
オリバーはもちろんこの図書館の利用許可があり、ジェニーが利用を拒否する思惑は徐々に分かってきます。
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身分の違いを超えたふたりの出会いは、大学図書館の相互利用サービスからはじまるのです。
映画『ある愛の詩』 あらすじ・解説・レビューのアーカイブ
図書館映画に興味のある方はこちら 「図書館映画全リスト」
▼1996年までの作品は、下記の著作物に一覧があります。
飯島朋子 1999.「映画のなかの図書館(Library Cinema)」日本図書刊行会.
▼1996年以降の作品は、下記のデータベースで一覧が提供されています。
図書館映画データベース(Libcinema Database)
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