映画『大統領の陰謀』の概要
原題 | All the President’s Men |
監督 | アラン・J・パクラ |
原作 | |
公開年 | 1976年 |
製作国 | アメリカ合衆国 |
ジャンル | ドラマ |
上映時間 | 2時間 19分 |
映画『大統領の陰謀』あらすじとみどころ
1972年6月17日、首都ワシントンD.C.のウォーターゲートビル民主党全国委員会本部オフィスに侵入した5人組の男が不法侵入の罪で逮捕されます。
ワシントン・ポスト紙では、入社間もない社会部記者のボブ・ウッドワード(ロバート・レッドフォード)が法廷取材を命じられますが、彼はこの事件が単なる盗難目的の侵入事件ではないことを直感し、先輩記者のカール・バーンスタイン(ダスティン・ホフマン)とともに踏み込んだ取材を開始します。
ニクソン大統領の陣営が民主党本部を盗聴したウォーターゲート事件を追求した2人の新聞記者の軌跡を描いた実録作です。
ダスティン・ホフマン、ロバート・レッドフォードが若く活気あるジャーナリスト役で共演しています。
映画『大統領の陰謀』図書館シーン
ふたりのジャーナリストが図書館に協力を求める場面が2回出てきます。
一度目は、バーンスタインが官邸図書室(ホワイトハウス・ライブラリー)に電話で問い合わせます。
>>ケーススタディ023:個人情報を喋りすぎた結果、陰謀に加担してしまった司書
電話を受けた司書は、最初は協力体制でしたが、一瞬でその姿勢を覆し、大統領の陰謀に加担した印象を抱かせます。
次第に、電話での問い合わせ自体がなかったものとされ、陰謀であることを確信したジャーナリストは、今度は別の図書館に直接行くことにします。
議会図書館を訪れた二人の記者は、議会図書館に行き、ホワイトハウスの取引に関する情報の公開を求めます。
>>ケーススタディ024:個人情報保護についての運用を共有できていない図書館
この図書館で、ふたりは、協力者を得ることは出来たものの、めぼしい情報を入手することは出来ませんでした。
映画『大統領の陰謀』では、図書館だけではなく、若いふたりの記者も含め、個人情報保護の認識の甘さが散見されます。
ロケ地・舞台として登場する図書館 | アメリカ議会図書館 |
登場する図書館の館種 | 国立図書館、専門図書館(新聞社) |
描かれる図書館のサービス | |
描かれる図書館のコレクション・資料 | |
描かれる図書館の機能 | |
描かれる図書館の問題 | 個人情報を不正に入手 |
司書・図書館員の登場 | あり |
映画『大統領の陰謀』図書館場面の参考文献リスト
アラン・J・パクラ 『大統領の陰謀』(ワーナー・ブラザーズ),1974.
映画『大統領の陰謀』 あらすじ・解説・レビューのアーカイブ
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