映画『ミザリー』基本情報
原題 | Misery |
監督 | ロブ・ライナー |
原作 | スティーブン・キング「Misery」 |
公開年 | 1990年 |
製作国 | アメリカ合衆国 |
ジャンル | ミステリー |
上映時間 | 1時間 48分 |
ロケ地・舞台となった図書館 | 不明(劇中のセットだと思われる) |
スティーブン・キングの同名小説が原作で『スタンド・バイ・ミー』のロブ・ライナーが監督のサスペンス、スリラー映画。
この映画のみどころは、なんと言っても気狂いなストーカー・アニー役のキャシー・ベイツの演技です。
キャシー・ベイツの豹変ぶりがあまりにも恐ろしく話題となり、当時「ストーカー」という言葉がすでにあったのかどうかは分かりませんが、その行為がいかに狂気じみているのかが、トラウマになるほどよく分かる映画でした。
キャシー・ベイツはこの役で、アカデミー賞主演女優賞を受賞しています。
映画『ミザリー』の図書館シーン
コロラド州シルバー・クリークのロッジにこもって執筆するのが常である人気小説シリーズ「ミザリー」の作家、ポール・シェルダン(ジェームズ・カーン)は、シリーズ最新作を脱稿し、車でニューヨークに戻る途中、山道でスリップ事故に遭います。
小説の大ファンでもある看護師のアニー(キャシー・ベイツ)に救助されますが、アニーはまだ書籍化されていない原稿でミザリーが死ぬことを知り憤慨、原稿を燃やしてしまいます。
アニーの異常性に気付いたポールは、アニーの機嫌を損なわないよう要求されるまま原稿を書き直しますが、その間に、機会を見つけてはアニーの正体を調べ、脱出を計画しています。
同じ頃、ポールと連絡がつかないことを心配した担当編集者(ローレン・バコール)がコロラド州の警察に通報し、シルバー・クリークのバスター保安官(リチャード・ファーンズワース)が連絡を受けます。バスター保安官は吹雪とポールの失踪の関係を疑い、誰かがなんらかの事情でかくまっているのではないかと推測します。
やがて、町で起きた小さな出来事をきっかけにバスター保安官はアニーに目を付け、図書館で製本された過去の新聞記事からアニーが連続殺人事件の容疑者だったことを知ります。
▼映画『ミザリー』にみる図書館のケーススタディ
>>ケーススタディ001:分からないことを図書館で調べるという基本
映画『ミザリー』 あらすじ・解説・レビューのアーカイブ
この記事へのコメントはありません。