ドラゴン・タトゥーの女(2011)

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映画『ドラゴン・タトゥーの女』基本情報

 

原題 The Girl with the Dragon Tattoo
監督 デヴィッド・フィンチャー
原作 スティーグ・ラーソン『ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女』
公開年 2011年
製作国 アメリカ合衆国
ジャンル ミステリー
上映時間 2時間 38分
ロケ地・舞台となった図書館 映画用セットだと思われる

>>スウェーデン版の『ミレニアムドラゴン・タトゥーの女』はこちら

 

セブン』で見事な図書館シーンを演出し『ゾディアック』では巧妙に図書館の役割を描いたデヴィッド・フィンチャー監督がスウェーデンのベストセラー小説をハリウッドで映画化した作品です。

 

主演に『007』シリーズのダニエル・クレイグ、相棒の天才ハッカーリスベットサランデル役を、ルーニ・マーラが演じています。

また、ミカエルとリスベットを引き合わせる重要な役どころのヘンリット・ヴァンゲルを演じるのは、大ヒットミュージカル映画『サウンドオブミュージック』でトラップ大佐を演じたクリストファー・プラマー。

 

主題歌にレッド・ツェッペリンの「Immigrant Song」が使われるなど、実はすごい組み合わせでみどころ満載の作品です。

 

スウェーデン版の映画『ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女(2009)』と見比べてみるのも面白いです。

 

映画『ドラゴン・タトゥーの女』図書館シーン

 

ミレニアム誌の記者ミカエル・ブルムクヴィストは、大物実業家ヴェンネルストレムの武器密売をスクープしますが、逆に名誉毀損で訴えられ裁判で敗訴します。

 

同じ頃、天才ハッカーのリスベット・サランデルは、大企業ヴァンゲルグループの前会長ヘンリック・ヴァンゲルからの依頼で、ミカエルの身元調査をしています。

リスベットの調査から、ミカエルを信用に足る人物だと判断したヘンリックは、ミカエルに自身の血縁に関する調査を依頼します。
その調査とは、40年前に行方不明になった16歳の少女・ハリエットを殺害した犯人を見つけ出すことで、その調査の見返りに、裁判の判決を逆転させるような証拠を渡すといいます。

 

依頼を引き受けたミカエルは、やがて猟奇連続殺人に関わる一族の秘密を知ることになります。

壮大な謎を前にアシスタントが必要だと考えたミカエルは、ヘンリックの弁護士の紹介でドラゴンの刺青をしたフリーの天才ハッカーであるリスベットを紹介されます。

 

ミカエルとリスベットはふたりで協力し合いながらすべての謎と事件を解決していきますが、最も重要な一連の連続殺人の犯人だけが特定できず、リスベットは、大企業が所有する企業内資料室、いわば専門図書館に行き、そこですべての謎を解明し、決定的な証拠を掴みます。

 

ロケ地・舞台として登場する図書館
登場する図書館の館種 専門図書館(企業)ほか
描かれる図書館のサービス 閲覧、調査
描かれる図書館のコレクション・資料 新聞、資料のアーカイブ
描かれる図書館の機能 特定の主題について調査
描かれる図書館の問題
司書・図書館員の登場 職員は登場するが司書かどうかは不明

 

 

映画『ドラゴン・タトゥーの女』図書館場面の参考文献リスト

デヴィッド・フィンチャー 『ドラゴン・タトゥーの女』(ワーナー・ブラザース),2011.

>>スウェーデン版の『ミレニアムドラゴン・タトゥーの女』はこちら

 

映画『ドラゴン・タトゥーの女』 あらすじ・解説・レビューのアーカイブ

 

 

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